昨日、ツイッターで生命保険のことを記載しました。
その営業マンは某G生命(外資系)でした。
せっかくなので、どんな運用をしているのか見てみました。


某G生命の決算書類に運用先がご丁寧に記載されていました。
これによると日本と海外(先進国)の国債を中心にということでしょうか。
単純化のため、米国債への投資と考えましょう。
米国債の利回りは、ここ10年はほとんど1.5%を超えています(2020年ごろは下がっていましたが。)
議論の単純化で、その他の投資先はほぼ0パーセントの利回り(ただし、元本は減らない。)、米国債の利回りで運用したと考えてみます。
一応、0.6パーセントでの運用(1.5%×0.4)は可能と仮定できますので、
20年後の運用額は、100×1.006×1.006×・・・(1年経過ごとに掛け算をしていきます。)
12年後くらいには、計算上は、10パーセント増とすることができます。
保険は、死亡保障などが付与されていますので、途中で死亡した人への支払い、また、第三者が自身の代わりに運用しますので、当然、手数料などがひかれます。もちろん、保険の営業マンへの手数料も含まれます。
保険の営業マンは、投資はリスクが~といいますが、保険会社も結局は国債などで運用しているにすぎず、本当に資産をリスクを減らして、増やしたいのであれば、保険ではなく、債券などへの投資をするしかありません。
20年たっても解約返戻金が元本割れ(それが確定している)してるって、資産運用になってないじゃん。
それって、まさしく、保険じゃん!!!!